代表挨拶
Greeting
自身は大学卒業後の1990年日本水産株式会社(現株式会社ニッスイ)に入社後、96年結婚を機に外資系食品メーカーに転職、その後約30年に渡り複数の外資系食品企業で勤務、最後の欧州系企業2社では日本法人設立に関わりました。日本市場への深い理解があり商品力のあるメーカーもあれば、かけらもないメーカーまで、多種多様な外資系メーカー、またそれらの日本法人が存在します。
日本をベースとして活動する日本人社員にとっての成功の鍵は、つまるところ海外の製造現場から出荷される実際の製品の出来栄えに加え、海外メーカーの本社・工場側が提供するレスポンスの速さ含む日常的なサービスの質にしかなく、これらはバリューの源泉と言えます。どれほど日本側でサービスの質を向上させようとも実際の製品クオリティが低いものであったとすれば日本側での努力によってギャップを埋めることは物理的に不可能です。ここに外資系メーカーの限界があります。
換言しますと、食品においてはイントリンシックバリュー(品質、コストなど本質的な価値)が常に大半を占めるため、そこでのネガティブな側面をエクストリンシックバリュー(サービスなど付帯的な価値)でカバーすることは不可能と言えます。 日本市場において求められる品質基準は紛れもなく世界一厳しいものです。欧米企業の多くは日本市場が求める品質基準を容易に満たすことは困難であり、結果的には過去四半世紀に渡り、中国産をはじめとする特定のアジア諸国からの輸入に過度にもたれかかった輸入構造となっています。より具体的には、フライドポテト製品を除く冷凍野菜(HSコード0710)の2015年と2024年の輸入統計の比較において供給先のアジア比率は78%から85%へ、その中でも中国は61%から72%へと急増しています。世界一品質に厳しく、同時にコストにも厳しい日本市場を欧米メーカーたちはすでに魅力的な市場とは見ていません。ある意味当然の経済原則とも言えますが、日本の食品業界は世界の中で取り残されガラパゴス化が進んでいるように見えます。にもかかわらずこのシンプルな事実、変化は日本市場においてほぼ認識されていないのが現状です。
一方、2020年のコロナ期間以降の数年来、終わりの見えないコスト上昇局面を迎えており、街の飲食店を例に取ると、卸店からの再三の値上げ 要求を受けざるを得ず、毎月のように食材のコストが上昇し続けている一方、飲食店側は安易な値上げが許されないというが実態です。現状を 傍観したままでは、10年後に一体どれだけの街の飲食店が生き残っていけるのでしょうか。ただただ現状を憂慮します。
riff 合同会社
川島 直人
創業の理念・ビジョン

今でも昨日のことのように記憶しています。2020年初頭コロナ期に入り、千葉市中心部にあったお気に入りだった行きつけの街の中小飲食店がバタバタとお店を閉めて行きました。休業ではなく廃業です。中小規模の美味しい飲食店がこのままでは消滅してチェーン店しか無くなってしまうのではないか・・・当時はそんな思いに駆られました。この思いが結果的に日本の食品業界においてB to B、より具体的には業務用フードサービスに特化したサービスをご提供し、街の飲食店の皆様に少しでもお役立ちしたいとの思いに駆られる契機となりました。
極めて保守的な日本の食品業界において、常に切迫感、危機感を有し、オーセンティックなマーケティング視点を軸に、大胆かつ新しい合理化策をサプライチェーンの全域において聖域なく提案し続け、実現に繋げていくことにより結果的に中小飲食店の皆様に健全なコストダウンをもたらすことを目指します。これが果たせた時、自ずとクライアント様には確固たる競争優位が確立され大きなリターンが期待できます。
これまでずっとこうしてきたからこれからもそうしていく・・・これは俗に「犬の道」と言われています。今私たちを取り巻く厳しい環境を鑑みますと、それは座して死を待つ行為とも言えましょう。急速に変化する時代に直面し今すべきこと、それはしっかりと現状を認識し、現実を見据え、変化を恐れず正すべきは正すという極めてシンプルな姿勢ではないでしょうか。
他方で、世界中に数多く存在する製造者、メーカーとの橋渡し役を積極的に担い、場合によってはお客様が直接買い付け、直接取引に移行するお手伝いをさせて頂きます。すなわち新しいメーカー開発、製品開発につき日常的なお手伝いもさせて頂きます。
サプライチェーンの問題箇所を洗い出し各所を最適化することによって結果的にもたらされる日本中の中小飲食店様の発展こそが私どもの思い描くゴールです。
社名に込めた想い

4つの頭文字を取ってRIFF = riffと命名しましたが実質10分弱で決めることになりました。
音楽的な意味でも“リフ”とは、繰り返される印象的なフレーズのことを言いますが、自身も人生を通じて愛するロックミュージックの耳に残る印象的なギターリフのように、クライアント、お客様の意識の中に真っ先に浮かぶような存在になりたいとの想いも込めてあります。
事業内容
- 事業戦略コンサルティング
- 海外サプライヤー、海外製品の新規開発サポート
- その他一切の関連業務
- お客様ご要望に基づいた業務
徹底した顧客目線でお客様の事業戦略プラニングをサポートします。
いくら奇抜で斬新に見えるプラン、アイデアであっても、実際に市場の現場でワークしなければ意味をなしません。
ワークするのか、しないのか、当然ながらここが最も重要な要素であり、弊社ではあくまで現実を直視しつつ
なおかつ現実世界の中でバラバラに存在する既存の事象やアイデアを創造的に混ぜ合わせていく、いわばクリエイティブミックスというアプローチを重視して参ります。
かのスティーブ・ジョブス氏がiPhoneを開発した際のアプローチの踏襲です。
会社概要
Company
会社名 | riff 合同会社 |
英文社名 | riff GK |
代表社員 | 川島 直人 |
所在地 | 本社: 〒289-1101 千葉県八街市朝日50-32 サテライトオフィス: 〒289-1115 千葉県八街市八街681-3 |
TEL | 043-312-3603 |
kawashima@riff-gk.jp | |
事業内容 | ・事業戦略コンサルティング ・海外サプライヤー、海外製品の新規開発サポート ・その他一切の関連業務 ・お客様ご要望に基づいた業務 |
アクセス
Access
- 所在地
本社:〒289-1101 千葉県八街市朝日50-32 - サテライトオフィス:〒289-1115 千葉県八街市八街681-3
- 営業時間
平日9:00~18:00 / 土日祝定休

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